デリケートゾーンはとても繊細です。
細菌などの侵入を防ぎ内部を守るため、女性器は酸性に保たれています。
そのためデリケートゾーンは通常少し甘酸っぱい匂いがします。
その匂いが
「いつもに比べて強くなった」
「明らかに臭くなった」
と感じたら赤信号!
性病の可能性もありますから、放置は厳禁です。
匂いから見る性病
デリケートゾーンの匂いで性病に気付くこともあります。
早期発見、そして的確な対処で治せることがほとんどです。
悪化する前に一度チェックしてみましょう。
淋菌感染症
「強烈な生臭い匂い、魚のような匂い」が特徴です。
匂いのほかに、排尿時の痛みや黄色っぽいおりもの、見慣れない膿が出るなどの症状があれば淋菌感染症を疑います。
細菌感染症
「酸っぱい匂いに生臭さがプラスされたような、なんとも言えない悪臭」が特徴です。
黄緑色のようなドロっとしたおりもの、かゆみがあれば細菌感染症が疑われます。
おりものの量が増えたりかゆみや痛みがある場合もあります。
膣カンジダ症
「魚や生ごみのような匂い」がすることが多いようです。
おりものの量が増え、白っぽく酒かすのようなポロポロした質感になっていたら膣カンジダ症の可能性があります。
女性器内が炎症を起こしかゆみを伴うこともあります。
トリコモナス膣炎
「生臭い、腐った魚のような匂い」に、緑ががった黄色いおりもの、泡状のものが出ていればトリコモナス膣炎の可能性があります。
女性は重症化しやすくひどい腫れや痒みが辛い性病です。
急な変化があれば、すぐに検査を!
クラミジア膣炎のように、匂いがあまりない性病もあります。
性病は放っておいても治りません。
最悪の場合には妊娠できなくなることも考えられます。
また、上記の内容はあくまで目安です。
素人による判断はとても危険です。
まずは調べてみることを強くおすすめします。
おかしいと思った時が、専門医に診てもらう時です!
自分の身体は自分で守りましょうね。
何らかの理由で医者に行けないなら、性病検査キットで調べてみましょう。
放置が一番いけませんよ。